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「花の宴」は、オープン以来12年という歳月が流れました。

「花の宴」は、オープン以来12年という歳月が流れました。その間、たくさんのお客さまに生かされてきました。
この1月からの改装を前に、今までのお客さまとのやりとりや感動した話、お叱りをいただいた事などたくさんの思い出が走馬灯のように頭をよぎります。

今回、改装に踏み切った理由の1つが「耐震補強」です。
とても現実的な話ですが、「安全であること」は、お客さまに寛いでいただくことの基本ではないかと考えたのです。
改装をしても「花の宴」のスタイルは変わりません。3月のオープンの時には、「寛ぎ」の空間、「癒し」の空間を大切に、心からホッとできる、古きを温めた新しい空間を、皆さまにお見せできると思っています。

そして、内心では少し、ワクワクしています。 今までと同じ、着物の似合うレストランで、お客さまが、胸を張って、お知り合いの方をお連れできるレストランで、いつもと違うどこか懐かしさと安堵を覚えるようなレストラン…。
新しくなった店にご来店いただくお客さまには「新しくなったけれど、今までと変わらないわね」って言われたいと思っています。

そう、3月2日、大安吉日にオープンするのですが、お昼の営業の前に、この地方では欠かせない祝い事の習わし・菓子まきをします。
今まで通り、受け継いで伝えていきたい文化や風習もしっかり守っていきたいと思っています。
ぜひ、12年という節目を迎え、新しくなる「花の宴」に期待していてくださいね。