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【私も若い頃には】

つい、この間、新しい業者さんがやってきました。

まだ、20代半ばくらいの女性で、仕事できます!というイメージ。人の話を聞くより、まず自分。人の言うことは平気で否定する。負けたくないオーラを振りまいているよう。

何となく、仕事の話をするよりも、人間ウォッチャーになった気分で、彼女を眺めていました。 だんだん、話しているうちに、私もきっと20代の頃は、こんな風に角々しかったのだろうなぁ、としみじみと昔を振り返る始末。


最近では、いろいろなことが起きても、あまり動じなくなってきたし、懐も深くなったものだと感じることがしばしばです。きっと人生の中で、たくさんのい

ろいろなシーンを経験し、人間的にも幅が出てきたのかもしれません。って自分で言うのも手前味噌なのですが…。


結局、商談は成立しませんでしたが、最後に彼女に「これからも頑張ってね」と、声を掛けると、「はい!」と、笑ってこたえてくれました。生意気だけじゃなくて、素直な一面も見られることができたことを、どこかで少し嬉しく思いました。


「また、会える機会があるとすれば、きっともっと素敵な女性になっていてね」と、心の中でエールを送っていました。

 

 

 

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