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十二単に思いを寄せて
少し前になりますが、花嫁体験というのを花の宴で行いました。
普通の打掛けやドレスだけでなく、以前、藤原紀香が結婚式に着たことをきっかけに、
少しだけブームになった十二単を今回は特別に借りて、
参加いただいた方に試着してもらいました。男性は束帯ですよ。
十二単の衣裳は素敵の一言ですが、髪型「大垂髪(おすべらかし)」もまた素敵ですよね。
後ろ姿の粋で艶な感じがいいです。
歴史博物館に陳列されているだけになっている衣裳が多い中、
千年もの時を経てもなお、着る機会があることを感慨深く思いますし、
大切な日だから着てみようと思う女性が多いことに、
日本の文化継承の一端を担うというより、
脈々と続いてきた日本の心を、知らず知らずのうちに持っているのだろうなという不思議な思いがしました。
やっぱり日本っていいですね。
奥深く、趣深い思いを感じてしまいました。
余談ですが、レンタル料は意外と手が届く範囲で、私も驚いたほどです。
興味のある人はぜひ、お声を掛けてくださいね。
次回の花嫁体験は、重陽の節句にしたかったのですが、お休みなので、9月7日(土)を予定しています。