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お月さま
月。最近は、忙しくて太陽の日差しを浴びるより、お月さまばかり見ている気分。満月だったり、三日月だったり、月は日によって形を変えるから見ていても飽きないと言えばそう。
月には月齢の他に風情ある名前が付いています。新月から10日くらい経った半月よりもう少しふっくらした感じになると、「十日夜の月=とうかんやのつき」。間もなく満月を迎える十三夜月、満月の翌日の月は「十六夜=いざよい」と言われます。
立待月=たちまちづき、とか、寝待月=ねまちづき、など、夜も更けてから出てくる月を待ちわびた名前が何とも風情を感じさせます。
今のように夜遊び、テレビ、パソコンなどはない時代。月の満ち欠けは、いつもの生活に変化や話題を与えてくれる興味の対象だったのですね。
皆さんも、月を眺めてみてはいかがですか。風邪を引かないように、コートを着込むか、暖かい部屋の中からで。