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JAZZの森から妖精に出会う
スタッフから呼び止められ「これを聴いてみてください」と、渡された1枚のCD。
アーティストの顔もないジャケットのカバーで、誰がどんな曲を歌っているのか全く想像がつきませんでした。
タイトルは「JAZZの森」と書いてあって、思わず「何?」って聞き返してしまいました。
このCD、宮崎駿のジブリのアニメの曲ばかりをジャズにアレンジして収録したCDで、
歌っているのは、名古屋出身のジャズシンガーJunko で、SBABというアコースティックジャズバンドが演奏やアレンジを担当しています。
ジャズが好き!というほどでもなく、でも、勧められたらそこには何かある!と思い、聴いてみたらすごく素敵な世界が広がっていました。
私に勧めてくれたスタッフはフェイスブックで彼女とお友達になり、コンサートへ行ったりしているほど。
曲を聴いていると、張りのある澄んだ声は、まるで妖精のようで、きれいな気持ちにさせてくれました。
こんな素敵な出会いが、ふとしたことから生まれることにちょっぴり感動し、人が一生の間にどれだけの人に出会えて、
この人いいなぁと思える人がいるか…、なんて考えてしまいました。
毎月2人の素敵な人に出会えて、年間60人。人生80年と計算しても、実際に子どもの頃を差し引くと、60年。
1200人の人にしか出会えない。もちろん、毎月こんな出会いはないだろうし…。
1200人を多いとみるか、少ないとみるか…難しいところではありますが。
それよりも、受け入れてみる心や気持ちが大切なのかもしれませんね。
勧められたCDも聴かないで「良かったわ」って言ってしまえば、それまでですから。
ジャズシンガーJunkoさんには、早速、連絡を取り、4月には、花の宴でライブをしてもらうことになりました。
とても、楽しみにしています。
写真はJunkoさんとギタリストの砂掛さん