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この夏の思い出…
京都五山の送り火に行ってきました。大文字焼きが一番良く知られていますが、他にも「妙」、「法」や、鳥居の形や船の形などが京都を囲む山々に浮かび上がります。その幻想的な風景を眺め、いにしえの人たちの心に触れたいという思いで、浴衣を持参していきました。
点火の午後8時を迎える頃、雨がポツポツと降り出し、時間を追うごとに大粒の雨に変わり、気付けば、水たまりがあちこちに。浴衣もベタベタで、濡れねずみ、まるで、滝修行のよう。
地元の人たちは意外に冷静な対応で、夕立が来ることが多くて、晴れていることの方が少ないと。すごい雨にもめげず、最後まで送り火を見届け、帰ってきました。
お盆を過ぎると、暑い日が続きながらも、季節は秋へと動き始めます。
だから、きっとこの夏の思い出は、そう、この送り火になりそうです。