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ある晴れた日に
恵那を訪れた時、アケビがなっている風景が広がっていて、
のどかな雰囲気がとても気持ちよく、心がすぅ~と洗われるような爽快感。
緑が多いところ、川の流れる音が聞こえるところ、海の見えるところへ行くと、時間の流れがゆっくりで、
いつもなら時計ばかり気にするけれど、時計を見ることさえ忘れてしまいそう。
緑の中に点在する家も、都会とは違い、塀で敷地を囲むわけでもなく、
どこからが自分の庭なのか、畑なのか、これは誰の土地なのか…。
何もわからないけれど、それでいいと思わせるような穏やかな風景。いいですね。
柿の木が、自由に枝を伸ばし、オレンジ色の実をたわわに実らせる。
穴があって、のぞくと金魚が泳いでいる。
これ以上の贅沢な空間はあり得ないというほど皆が自由にいきいきと生きている。
いつもいつも忙しく、携帯電話にせかされ、時計の針に追われる。
でも、ここではそんなことが嘘のような時間が流れ、
いつもの自分が何だったのか…と疑問さえ感じさせます。
きっと、毎日では退屈してしまうのかもしれないけれど、
たまには、ゆっくりとした時の流れを感じる1日があってもいいな、としみじみ感じるある晴れた1日でした。