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催しを企てている真っ最中です
11月3日の文化の日に、私どもの姉妹店「ラ・カーサ栄店」の入っているナディアパークの3階、
アトリウムホールで「本当に大切にしたい日本の暮らし」と題した催しを開くことになりました。
ゲストとしてお招きするのは、予約がとりにくいホテルとして名を馳せる
「京都吉水」の女将・中川誼美さんです。
自身がエコロジカルな生活を実践するとともに、そういう生活を元に京都で二つのホテルを経営しています。
そんな彼女に少し前の日本の暮らしについていろいろな話をお聞きしたり、
私どもが提案する「丁寧に暮らす」という生活への思いなどを話してみたりと、
普段の生活にエッセンスを取り入れるような、タメになる話ができたらいいなぁと思っています。
催しの第2部として、軽くお食事をお召し上がっていただきながら、素敵な暮らしを実践している皆様との
交流会も行う予定です。
催しを企画している立場の私ですが、魅力あるキラリと輝く方々とのふれあいを、
今からとても楽しみにしています。
彼女の著書の一つを今回のテーマにしたのですが、著書の中でも書かれている
「手元をおろそかにしないこと」、
「今日を丁寧に暮らすこと」
という2つの言葉の意味や響きにとても共感を抱き、私たち花の宴でも、こんな暮らしが提案できたら…
もっと魅力ある店に育っていくのではないでしょうか。
手紙を書いて出すことは、電話やメールに取って変わられ、ゆっくり歩いて眺めていた道すがらの草花たちは、
車社会の中で目に留まることもなくなってしまいましたよね。
スピードだけが「命」のような現代社会の中で、少し立ち止まってゆっくり大切に過ごす時も必要です。
いつか、美味しい食事がいただける店はもちろんですが、丁寧な暮らしを提案する
素敵な店なんて言われる日が来るまで、頑張っていきたいですね。