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お勉強をしてきました
先日、さくら会員の方に誘われて、お出掛けをしてきました。
「生産者に会いに行こう」という日帰り旅行で、三重県にある舘養蜂場と、有竹養豚場に行ってきました。
養蜂場では、美味しい蜂蜜を生産するために、花を求めて日本中を移動したり、農家さんに頼まれてビニールハウスなどに蜂を放し、
受粉の手伝いをしたりしている話を聞いたりしました。
中でも一番勉強になったのが、「ローヤルゼリー」の話です。
働き蜂は、春になると新しい女王蜂を育てる特別な部屋を幾つか作ります。そこに女王蜂が卵を産み付けます。
何日か経って、卵が孵化し、幼虫になると、働き蜂は自分たちの体から出すローヤルゼリーを特別な部屋に満たします。
ローヤルゼリーを与えられた幼虫は成長も早く、大きく成長し、新しい女王蜂が誕生します。
ここで驚きなのは、働き蜂になる雌蜂と女王蜂になる雌蜂は、卵の状態では何も変わらないけれど、
与えらえる餌がローヤルゼリーか普通の蜂蜜かによって、体の大きさで2~3倍、寿命だと30倍も違いが出るということ。
ローヤルゼリーが美容にも健康にもよいってことは知っていたけれど、こんなにすごいパワーがあるということを初めて知りました。
そして、アカシア、ゆり、みかん、クロガネモチなどの花の蜂蜜をそれぞれ食べさせてもらいました。
色も味もみんな違って、とても勉強になりました。
養豚場では、豚をかなり近くで見させてもらい、あの可愛いらしい目に惹きつけられてしまいました。
オーナー曰く「1頭だけなら懐くけれど、集団だと懐いたりしない」と。家で飼ったら、可愛いんだろうなぁと…。
久しぶりにこんな旅行をして、とても楽しい1日でした。
でも、とても印象的だったのは、生き物を相手に仕事をしているので、オーナーの方たちは、休みを知らないと言っていたことです。
一つのことを極めるというのは、大変なことだと思いますが、二人ともキラキラ輝いていました。
こんな機会があれば、また出掛けてみたいですね。