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もったいない

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レストランでお出しするブロッコリーは、上のつぼみの部分で、茎の部分はお出ししません。

それは、当然のことですが、いつも、その茎の部分を私が通う乗馬クラブの馬さんたちにお土産として持っていきます。

ある時、ふと「もったいないな」と気づいて、家に持って帰ったり、スタッフに分けてあげたりしようと思いました。

でも、誰も欲しがりません。

いろいろ調べてみると、ブロッコリーの茎の部分は、つぼみの部分よりもビタミンCやカロテンが豊富なんだそうです。

合わせてレシピも検索してみると、たくさんのレシピが載っていました。コツは、茹でて、甘みを出すことだそうですよ。

 

そんな事を考えていたら、大根の葉っぱなどもその類だと。

やはり、大根の葉っぱもすごく栄養があるのです。やはり、もったいない…。

母にその話をすると、今ではほとんど食べることがなくなったけれど、サツマイモの茎も食べたのよと言いました。

フキの皮をむく要領で、サツマイモの茎の皮をむき、きんぴらのように食べたりするそうです。

食物繊維がたっぷりで、栄養もバカにできないそうですよ。

 

余談なのですが、サツマイモの茎は「イモヅル」と呼ばれるそうです。ここにも面白い日本の文化が残っているのです。

 

と、驚き半分、納得半分です。

豊かになった反面、置き去りにされ、捨てられてしまう食材。

忙しい中で、手間暇かかる食材は、嫌われてしまうのかもしれませんが、

今の日本人には必要な栄養がいっぱいあります。

私ももう一度、こんな食材に注目してみたいなと思ってしまいました。

皆さんは、どう思われますか。